高い目標にチャレンジするのは損?!

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高い目標にチャレンジするのは損?!

僕たちのチームの下期の目標です。チーム目標を達成するために、メンバーみんながどう行動すればいいのかを考えよう。

新人のあいちゃんには、のりおリーダーから目標を与えてあげたほうがいいかもよ。まだ、仕事も不慣れなんだし。

そうだな。入社してもう半年以上経つから、ちょっとハードルが高いものにチャレンジしてもらおうかな。

よろしくお願いします!

それでは、あいさんの下期の目標だけど、○○店の営業企画を任せるよ。昨年対比10%売上アップを目標にしよう。

えー@@@ いやー。。。それは。。。(もじもじ)

どうしたの?新人で1店舗任されるってすごいことだよ。

そうよ。それにあの店は順調な店舗だから、あいちゃんのデビューにはいいかも。

順調なお店が、私が担当したとたんに売上が上がらなくなることもありますよね。

まぁ、ないとも限らないけどね。。。

では、お断わりします。

なんで????

だって目標が達成できなかったら評価が下がるんでしょ。

!!!!

TREEガイドミカのワンポイントガイド

あいちゃん、困ったものですね。でも最近、あいちゃんのような若い人が増えてきているそうです。
若い人だけでなく、責任ある中堅社員や管理職の人にも同様の傾向が出てきて、高い目標にチャレンジするより無難な目標で卒ない仕事ぶりをしようとする人が増えています。

なぜこのようなことになったのでしょうか。

のりおさんの会社は目標管理制度を用いています。
目標に対し、達成か未達かが人事考課にも連動します。
そもそも目標管理制度は、自発的な目標を設定し、やる気を高めチャレンジを促進することが目的で導入されたはずなのに、多くの会社では残念ながらそうなっていません。

なぜうまく運用できないか、には2つの理由があります。

1つはチャレンジのプロセスが加点評価できていないこと。

もう1つは、管理職者が達成目標、行動目標について適切な指導ができないこと。

 いずれにしても、あいちゃんのような場合は、チャレンジしないこと事体がすでにマイナス評価ですよね。